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酷暑を乗り切るならゴーヤ!美味しい食べ方も紹介

酷暑を乗り切るならゴーヤ!美味しい食べ方も紹介

日本の厳しい夏は、心身に大きなストレスを与え、元気が出ないと感じる方も少なくありません。そんな時こそ、旬の食材であるゴーヤを食卓に取り入れてみませんか?ゴーヤの独特の苦味は好き嫌いが分かれるところですが、実はその苦味こそが、夏バテに打ち勝つための強力な味方になります。この記事では、ゴーヤが持つ栄養価と、苦味が苦手な方でも美味しく楽しめる調理法をご紹介します。

夏にうれしいゴーヤの栄養

ゴーヤは夏の代表的な野菜であり、夏バテを乗り切るためのさまざまな栄養素が豊富に含まれています。

モモルデシン

ゴーヤの最も特徴的な成分は、その苦味のもとである「モモルデシン」です。この成分には、以下のような夏に嬉しい効果が期待できます。

  • 胃腸の働きを整える
    暑さで食欲が落ちやすい夏は、胃腸の働きが低下しがちです。モモルデシンは胃液の分泌を促し、消化吸収を助けることで、食欲不振の改善に役立ちます。
  • 疲労回復を促進する
    弱った胃腸の調子を整え、栄養の吸収を助けることで、体全体の疲労回復をサポートします。

ビタミンC

ゴーヤはビタミンCが非常に豊富に含まれています。その含有量は、ほうれん草の約2倍、レモン約3個分に相当するとも言われています。一般的にビタミンCは熱に弱いとされていますが、ゴーヤに含まれるビタミンCは比較的熱に強いのが特徴です。これにより、炒め物などの加熱調理でも効率的に摂取しやすくなります。

  • 抗酸化作用
    夏の強い日差しによる紫外線や暑さは、体内で活性酸素を増加させ、細胞にダメージを与えます。ビタミンCは強力な抗酸化作用を持ち、これらのダメージから体を守る働きがあります。
  • ストレスへの抵抗力
    暑さも体にとってはストレスです。ビタミンCはストレスに対抗するホルモンの生成にも関わっており、夏のストレス対策に役立ちます。

ゴーヤの美味しい食べ方

ゴーヤの苦味が苦手な方も、大好きな方も試してほしい、簡単レシピをご紹介します。

1.ゴーヤとツナのサラダ

ゴーヤの苦味をマヨネーズが和らげてくれ、食べやすくなります。
材料:ゴーヤ1/2本、ツナ缶1缶、玉ねぎ1/4個、冷凍コーン大さじ2、マヨネーズ大さじ2.5、塩こしょう適量、しょうゆ小さじ1/2

1.ゴーヤは縦半分に切り、ワタと種を取り除く。苦味を減らしたい場合は塩もみして5分ほど置き、お湯でサッと茹でる。
2.1に油を切ったツナ缶と、スライスした玉ねぎ、解凍したコーンを加え、調味料で味を調える。

2.ゴーヤチップス

ゴーヤは油で揚げることで、苦味成分が溶けだし、食べやすくなります。ワタと種も食べられるレシピです。苦手なら取り除いてもOKです。
材料:ゴーヤ1/2本、片栗粉適量、塩適量、カレー粉適量

1.ゴーヤはワタと種を残したまま、5mm程度の厚さに切る。
2.片栗粉をまぶし、180℃の油で3分程度揚げる。塩とカレー粉を混ぜ、つけながら食べる。

ゴーヤパワーで夏を元気に過ごそう

ゴーヤの苦味が苦手でも、工夫次第で美味しく食べられます。旬を迎えるゴーヤはこれからますます手に入りやすくなりますので、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

 

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